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院長の歯科ブログ

Director's Dental Blog

歯医者の新型コロナウイルス対策はどんなことしてる?

歯科医院の新型コロナウイルス対策について

歯科医院における新型コロナウイルス感染予防

公益社団法人  日本口腔外科学会  認定医
公益社団法人  日本口腔インプラント学会  会員
非営利活動法人  日本顎咬合学会  会員
ILSC即時荷重研究会  理事
千葉県船橋市  森谷歯科クリニック  院長
歯科医師  丸林浩太郎

みなさんこんにちは。千葉県船橋市の歯医者、森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です。
かなり久しぶりのブログ投稿になってしまいました。
なんと2022年に入って初投稿です(汗)
今年もよろしくお願いいたします!

2022年初のブログの内容は今だ猛威を振るっている新型コロナウイルスについてです。

このブログを読んでくださっている方の中にも「ワクチンを打った」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も昨年2回の新型コロナウイルスのワクチンを打っていただきました。

そして昨日3回目のワクチン接種をしてきましたので、そのご報告と、当クリニックでどのような新型コロナウイルス対策を行っているかについてお話していこうと思います。

 

新型コロナウイルス

ご存じの通り、新型コロナウイルスは現在オミクロン株が感染の主となっており、症状はデルタ株と比べ軽症である傾向が高いとの報道が多くされていますね。

死亡率についてもインフルエンザより低いというデータもあるようですね。

最近では経口抗ウイルス薬「モルヌピラビル」も開発され、今後の終息に期待がかかります。
しかし服用には「投与の時点で発症日から5日以内」「18歳以上」「妊娠の可能性が低い」のすべてを満たす必要があるなどの基本条件もあり、いろいろと問題もあるようです。

 

新型コロナウイルス感染予防

新型コロナウイルスが蔓延し、世界中が感染に敏感になる中、マスク着用や手洗いうがい、手指消毒がかなり一般的となり、どの施設や商業施設でもアルコール消毒が置いていないところを見つけるのが困難なほどになってきています。

とくに多くの人が集まる室内やそもそも体調が優れない人が集まる病院や診療所などの医療機関はは気を付けたいところですね。

私も2021年の5月に1回目、6月に2回目のワクチン接種を行い、昨日(2022年2月24日)3回目のワクチン接種をしてきました。多くの方が接種会場にいらっしゃっていました。

 

歯科医院における感染対策の重要性

私たち歯科医院は毎日多くの患者さまに対応、歯科治療を行っています。

歯科医院では患者さまは当然お口を大きく開けた状態で治療を行いますので、歯科医院での感染対策は非常に気をつかう必要があります。

場合によっては鼻でうまく呼吸ができなくてむせてしまう方もいらっしゃいますので、常に感染の危険にさらされているといっても過言ではないように思います。

またとくに一般の歯科医院では広い待合室を確保できない場合も多く、患者さまが密集してしまうこともあるかもしれません。

 

当院の感染予防対策

当院でも新型コロナウイルス感染予防対策としていろいろな取り組みを行っています。

 

当院で行っている感染予防対策は以下の通りです。

1.診査器具や歯を削るドリルなどの切削器具はすべて滅菌処理

細かい器具もパッキングしてヨーロッパ規格EN13060に定められた要件、クラスBに準拠した高圧蒸気滅菌機(オートクレーブ)を使用しています。

2.使い捨てできるものは可及的ディスポーザブルのものを使用

グローブ、紙コップ、患者さま用エプロンはもちろん、お口の中を洗ったり、風をかけたりするスリーウェイシリンジの先端チップも使い捨てです。また、手を洗った後に手を拭くのにタオルは設置しておらず、すべてペーパータオルを使用しています。

3.可及的に手が触れないようなシステムを採用

患者さま用、従業員用トイレは自動洗浄を採用、パウダースペースの蛇口はセンサー式、診療スペースの手洗い場はフットスイッチ式の蛇口を採用しています。

4.診療時間中は常時換気

診療時間中は待合室、診療スペース、個室診療室、トイレなどの窓を開放し、常時換気しています。
雨や雪、風の強い日でも完全には窓を閉めず、常時換気されるようにしています。

5.従業員は全員毎日検温、体調管理表にその日の体調を記入

朝出勤したら必ず全員が体温、動脈血酸素飽和度を測定し、体調に異常がないかを確認し、体調管理表に記入するようにしています。

6.来院された方全員の体温測定、手洗い、手指消毒の徹底

来院された患者さまだけでなく、お付き添いの方全員に体温測定、手洗い、アルコールによる消毒(センサー式アルコール噴霧器)のご協力をいただいております。

7.診療中は口腔外バキュームを稼働

当院はすべての診療ユニットに固定式の口腔外バキュームが設置してあります。
歯を削ったり、歯石を取ったりする際に舞い散る水や目に見えないほどの細かい粉じんも吸引します。

8.従業員は治療中はゴーグル、二重マスク

感染予防は患者さまへの感染ももちろんですが、スタッフへの感染予防対策も非常に重要です。
当院スタッフは治療中、ゴーグルの装着と不織布マスクを二重につけることを義務付けています。

9.歯科ユニットウォーターライン除菌装置「ポセイドン」を導入

歯科医院の床下の配管には水道水が流れていますが、徐々に細菌の量が増えていってしまいます。
当院では院内に流れる水の中に細菌が繁殖しないよう、除菌装置で処理した水が流れるようになっています。

 

まとめ

2019年12月ごろから日本で新型コロナウイルスが蔓延し始めて早2年以上が経ちました。
今だ終息する気配も見られない状況の中、世界中でいろいろな取り組みがされていますね。

お口の中を清潔に保つことは感染予防につながります。
しかし、お口を清潔にするための歯科医院で感染していては本末転倒です。

患者さまを感染させないように、また私たち自身も感染しないように、今後もいろいろな取り組みをできるだけ継続していくことが重要と考えます。

まだまだ我慢することも多いと思いますが、みんなで協力していけたらと思います。

それでは。

公益社団法人  日本口腔外科学会  認定医
公益社団法人  日本口腔インプラント学会  会員
非営利活動法人  日本顎咬合学会  会員
ILSC即時荷重研究会  理事
千葉県船橋市  森谷歯科クリニック  院長
歯科医師  丸林浩太郎

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私たちが記事を書いています!

院長丸林 浩太郎

船橋 森谷歯科クリニック 院長

1980年 福岡県福岡市生まれ。
東京歯科大学歯学部卒業後、7年間口腔外科にて勤務。
2014年からの5年間医院の分院長として勤務したのち、2019年に船橋 森谷歯科クリニック院長に就任。

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歯科医師丸林有紀子

船橋 森谷歯科クリニック 歯科医師

1980年 千葉県船橋市生まれ。
東京歯科大学歯学部卒業後、総合病院や歯科医院にて勤務したのち、森谷歯科医院(船橋 森谷歯科クリニックの前身)を前院長から引き継ぎぐ。
「お口の健康は心と体の健康」として患者様と協力しながら予防や治療に取り組む。

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