



Director's Dental Blog
公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
特定非営利活動法人 日本顎咬合学会 会員
公益社団法人 日本口腔インプラント学会 会員
ILSC即時荷重研究会 理事
千葉県船橋市 船橋森谷歯科クリニック院長
歯科医師 丸林浩太郎
歯科衛生士 田久保優
こんにちは!千葉県船橋市の歯医者、船橋森谷歯科クリニック歯科衛生士の田久保優です。
前回のお話は、「医療費控除を活用しよう」というお話でした。
医療費控除とは、年間医療費と交通費の合計が10万円を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税の一部が戻ってくる制度という内容でした。
お医者さんや歯科医院を受診した際の領収書は1年間保管しておくのがよいですね!
さて今回は、正しい舌の位置についてお話していきます!
「舌の位置」について意識したことはありますか?
舌の位置は私たちの 呼吸・姿勢・歯並び・顔つきにまで影響を与えます。
今回は、意外と知られていない舌の正しい位置と、それが健康にどう関係するのかを分かりやすくお話します。
舌は、実は「上あご」についているのが正常です。
リラックスしているとき、舌の先が前歯の裏(上前歯のすぐ後ろ)に軽く触れ、
舌全体が上あごに広く接している状態が理想とされます。
• 舌先がスポット(上前歯の裏側、少し奥)にある
• 舌全体が上あご(口蓋)にふれている
• 舌は力を入れず、自然に上がっている
• 口は閉じ、鼻で呼吸している
この位置は「Mewing(ミューイング)」とも関連し、近年注目されています!
舌が下がっている、もしくは下あごにだらんと落ちている状態が長く続くと、次のような影響が現れることがあります。
・口呼吸になる
舌が上にないと口が自然と開いてしまい、鼻ではなく口で呼吸するクセがつきます。
口呼吸は 口腔内の乾燥・むし歯・いびき などに直結します。
・歯並びが悪くなる
舌の正しい位置には、歯列を内側から支える役割があります。
これが崩れると、外側からの頬の圧力に負け、上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)などになる原因に。
・姿勢の崩れ
舌の位置は、首や顎の筋肉、さらには背骨のカーブにも影響を与えます。
舌が下がることで 猫背や顎の突出、首こり、肩こり を助長することもあります。
・ 顔つきが変わる
舌が下がっている人は、あごの筋肉が衰え、二重あごや面長顔になる傾向があります。
一方、正しい位置をキープしていると フェイスラインがシャープになりやすいです。
まずは鏡の前で舌先が「スポット」にあるか確認してみましょう。
初めは疲れるかもしれませんが、1日数分でも舌を上げる練習をすると徐々に筋肉が慣れてきます。
慣れてきたら舌の位置が常に正しい場所に置かれているか意識しながら生活してみるといいでしょう。
そうすることで自然と鼻呼吸にもなります。
舌の正しい位置は「意識しなくても上あごに舌全体がふれている状態」です。
舌の筋肉は、地味ですが全身に影響を与えるインナーマッスルのような存在だと思います。
「正しい位置に舌を置く」という、たったそれだけのことが、実は 呼吸の質・見た目にまで影響します。
日々の意識とトレーニングで今日からでも、舌の位置は変えられます。意識しなくても正しい位置に舌を置けるようになるといいですね!
また、「お口のトレーニングについて」では舌の筋力アップのトレーニングについてもお話していますので、日々の意識と合わせて行ってみると、より効果を実感できると思います!
ぜひ取り組んでみてください!
気になることがあればお気軽にご相談ください☆
公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
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