Director's Dental Blog
千葉県船橋市 森谷歯科クリニック
院長 歯科医師 丸林浩太郎
歯科衛生士 藤井千晶
みなさんこんにちは!
千葉県船橋市の歯医者、森谷歯科クリニックの歯科衛生士、藤井千晶です!
みなさん知らず知らずのうちに口で呼吸していることはありませんか??
朝起きたときにのどの渇きや痛みを感じる人も多いのではないでしょうか。
これは、就寝中の口呼吸が原因の一つ。
また、長時間マスクをつける生活も口呼吸を招きやすくなります。
口呼吸は感染症をはじめ、さまざまな健康リスクにもつながります。
・口の中が乾きやすい
・集中しているとき、無意識に口が開いている
・唇が荒れている
・唇が乾いている
・鼻づまりがある
・いびきをかく
・起床時に口の中が乾燥している
・起床時にのどが痛い
・起床時に口臭がある
・寝ている間によだれが出ている
これらの症状がある場合、口呼吸の可能性があります。
口が乾燥して唾液が少なくなれば浄化作用・殺菌作用が得られず、歯周病菌などの細菌の温床にもなりますので、口臭や歯周病の悪化のリスクも考えられます。
さらに、子どもの口呼吸にも注意が必要です。
ポカンと口を開けた状態が習慣になっている子どももいます。
幼少のころから口呼吸が習慣になっていると、口まわりの筋肉がゆるんで弱くなります。
また歯並びも口呼吸と関係があります。
正常な歯列は真上から見るとU字型をしていますが、もともとV字型に狭くなっている人もいます。
この場合、構造上空気が通りにくく、口呼吸になりやすいのです。
放置していると口呼吸を助長してしまいます。
とくに6歳までは、あごや鼻まわりなどの構造が成長・変形していく時期でもありますので、その間に口を閉じて鼻呼吸ができるように矯正していくことが大切になります。
口呼吸を防ぐためには、日中であれば意識して口を閉じ鼻呼吸することが大切です。
とくに長時間マスクをしていると、息苦しさもあり鼻と口の両方での呼吸になりがちです。
マスクを外す場面など、気付いたときに意識するように心がけましょう。
夜中、就寝中は自分で呼吸をコントロールできません。
加湿機能のあるマスクをして寝たり、唇用のテープを貼って筋肉の緩みを抑え、口が開いてしまうのを防ぐ方法もあります。
いびきをかいている場合も口呼吸になっていると考えられます!
口が開いてしまうのは口輪筋の不足も考えられますので、「あーいーうーベー」体操で口輪筋を鍛えるのも効果的です!
・「あー」と言って口を大きく縦に開く
(下顎を下に引っ張るように)
・「いー」と言ってよ口を大きく横に開く
(できるだけ左右の口角の高さが同じになるように)
・「うー」と言って口を思いっきり前に突き出す
・「べー」と舌を出して精一杯下に伸ばす
(慣れてきたら前方、側方、上方などへ動かす)
このように口呼吸にメリットはありません。
何気なくしている呼吸はからだの健康につながっています。
ご自身の呼吸は正しい呼吸法なのか見つめ直してみましょう!
お子さまは日頃からお口がポカーンと開いてしまっていないか見ていただき、口呼吸をしていれば早めに改善しましょう。
若いほど改善による効果も高いため、お子さまの歯並びや呼吸法などでお悩みの方は是非ご相談下さいね。
それでは!
千葉県船橋市 森谷歯科クリニック
院長 歯科医師 丸林浩太郎
歯科衛生士 藤井千晶
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