Director's Dental Blog
公益社団法人 日本口腔外科学会認定医
公益社団法人 日本口腔インプラント学会会員
特定非営利活動法人 日本顎咬合学会会員
ILSC 即時荷重研究会理事
千葉県船橋市 森谷歯科クリニック院長
歯科医師 丸林浩太郎
こんにちは。千葉県船橋市の歯医者、森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です。
前回は「歯科医院で撮影するレントゲン写真って本当に必要なのか?」という内容でした。
この度森谷歯科クリニックに新しく歯科助手さんが一緒に働いてくれることになったので、今回は歯科医院で働いているスタッフに焦点を当ててみたいと思います。
歯科医院で働くということはどういうことなのでしょうか?
また、その中の「歯科助手(アシスタント)」とはどのような仕事をしているのでしょうか?
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歯科医院は大規模歯科医院を除いて、一つの建物の中で多くても10人~15人程度の人が働いています。
しかしその中には実に多くの職種が混在しています。
歯科医院に勤務している人は以下の職種があります。
・歯科医師
・歯科衛生士
・歯科助手
・歯科技工士
・保育士
・栄養士
など
最近では歯科医院の事務仕事全般を行う事務長が在籍している歯科医院もあります。
20人に満たないスタッフの中にこれほど多職種の人が働いている職場もあまりないと思います。
そして、そのそれぞれが重要な役割を果たしていて、その人に任せられた仕事を行っているのです。
歯科医院は「歯の治療を受けるところ」ではあるものの、そのためにこれらの職種の人がそれぞれ活躍しています。
その中の「歯科助手」ってどのような仕事をしているのでしょうか?
歯科医院で働いている人と言えば、どうしても歯科医師や歯科衛生士が思い浮かぶことが多いと思いますが、歯科助手も非常に重要なポジションを担っています。
むしろ多くの歯科医院は歯科助手なくしては仕事ができないといっても過言ではないでしょう。
ではそれほどまでに重要な歯科助手の仕事とはどのような内容なのでしょうか。
歯科助手の仕事内容は以下の通りです。
・診療のアシスト業務
・器材の消毒や滅菌
・患者さんの予約を管理したり、電話対応、会計などの受付業務
・カルテの作成や準備、片付け
・材料の在庫管理や注文
など
診療のアシスト業務といっても非常に多くの種類があり、診療に使う器材の準備や片付けはもちろん、歯の型を取る材料(印象材)を練ったり、つめものやかぶせものなどを装着する際に使用する接着剤(セメント)を練ったり、レントゲンの準備をしたり…
その他にも問診を取ったり、患者さんへ治療内容の説明や、つめものやかぶせものなどの補綴物の種類の説明、医院全体の診療の流れや状況を把握し、どのスタッフををどこに動かせばいいかを判断して指示したりすることもあります。
歯科助手がいなければ歯科医院がまわらなくなるというのも納得ですよね。
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いかがでしたか?
「歯科助手は歯科医院のお手伝いさん」というイメージを持たれている人も多いかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
もちろん森谷歯科クリニックにも歯科助手がいます。とっても勉強熱心で向上心に満ち溢れた歯科助手です。
そして彼女は歯科助手という仕事にプライドをもって働いてくれています。
とても頼りになるスタッフで文字通り「いなくてはならない存在」です。
歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士などいろいろな業種が混在している歯科医院ですが、その誰もが必要不可欠であり、それぞれが代わりの利かない仕事をしているのです。
どんな職業でもプライドをもって向上心のある人に担当してもらいたいですよね。
森谷歯科クリニックのスタッフも常に患者さんのために日々切磋琢磨しています!
それでは
公益社団法人 日本口腔外科学会認定医
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