Director's Dental Blog
こんにちは!
森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です(^o^)/
前回は「歯がなくなってしまったらどうしますか?」ということで『入れ歯』についてお話をしました。
今回は『ブリッジ』についてお話したいと思います(^ω^)
歯を抜くなくてはならなくなってしまったときに入れ歯と比較して説明されることが多いのがこのブリッジです。
ブリッジとは文字通り歯と歯の間を「橋渡し」する補綴物です。
つまり歯がなくなってしまった部位のダミーの歯と両隣の歯のつめものやかぶせものをつないで失った歯を補うというものです。
前回の入れ歯の内容と同様、ブリッジのメリットとデメリットを挙げてみますね。
☆メリット☆
1.保険適用内の治療(保険適用外のものもあり)
2.入れ歯のように食事ごとに着け外しが不要(歯にセメント(接着剤)でくっついている)
3.入れ歯と比べて舌感が自然
4.入れ歯と比べて物が噛める
5.入れ歯のようにゆるくなったりしないため、調整が不要
☆デメリット☆
1.両隣の歯を多く削る必要がある
2.取り外すことができないため歯磨きが行き届かず、不潔になりやすい(=支えになっている歯がむし歯や歯周病になりやすい)
3.保険適用内で治療すると審美的に劣る
4.両隣の歯に大きな負担がかかる
こう見るとデメリットのほうが数としては少ないのですが、ブリッジのデメリットは重みが強く、個人的には入れ歯、ブリッジ、インプラントよ3つの中では最もオススメしない治療法です( ˘ω˘ )
もちろん場合にもよりますが、基本的にはオススメしません。
その理由は、
「歯はできる限り削らないほうがいい!!」
これに尽きます!!( ̄^ ̄)
歯は一度削ってしまったら二度と元には戻りません!
「できるだけ歯を削らない治療法を選択すべき!」と考えているからです!
ブリッジにすることで両隣の歯が一度つめものやかぶせものになってしまったら、その歯は二度ときれいな歯には戻らないのです!
そして残念ながら歯は削れば削るほどむし歯になりやすくなってしまいます(>_<)
…それでもブリッジをご希望される患者さまは多いのも現実です(´・_・`)
前回も書きましたが、当院では入れ歯、ブリッジ、インプラントをそれぞれ説明して、その患者さまに一番合った治療法をご提案するようにしています。
最後に治療法を決定するのは患者さまご自身です。
近々の未来を見て治療法を決めるのではなく、10年後、20年後、そして30年後の未来を見据えて、その時に後悔しなくていいような、自分の歯がたくさん残るような方法を選択していただきたいですね!(^.^)
前回、今回と入れ歯とブリッジのお話をしてきました。
この流れだと、次回はインプラントの話になりそうですね(^^;)
ちょっと考えます笑
それでは(^-^)/
森谷歯科クリニック 院長 丸林浩太郎