Director's Dental Blog
こんにちは!
森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です(^o^)/
前回は滅菌や消毒、殺菌、抗菌、除菌などの違いや、当院で取り組んでいる『院内感染防止対策』についてのお話でした。
とにかく患者さまには安全で安心して診療を受けていただくためにできるものはほぼすべて滅菌し、できないものは可及的にディスポーザブル(使い捨て)にして、患者さま一人一人に新品のものを使うという内容でした(^-^)
今回はタイトルにもあるように、『定期検診』についてお話しようと思います。
定期検診の重要性は以前にもお話ししたことがありますが、本日11月8日は“いい歯の日”ということで、当院での検診がどのように行われているかなども踏まえてお話ししていきますね!
早速ですが当院では基本的には3〜6ヶ月に1回のペースで検診を受けてもらうのをオススメしています。といいながらも実際には3ヶ月に1回のペースがほとんどです。
なぜならだいたいみなさん3ヶ月ぐらいで歯石がついてきてしまうということ、それからあってはいけないことですが、万が一むし歯を見逃してしまっていた場合や、新しくむし歯ができてしまった場合、3ヶ月以上も置いてしまうとそのむし歯が大きくなってしまい、治療が大がかりになってしまうことも考えられるからです。
せっかく定期的に検診を受けているのに間が空いてしまったことでむし歯が大きくなってしまい、通院回数や費用、そして何より歯を削る量が増えてしまうというのは非常にもったいないことですよね~_~
ところでみなさん人間ドックって受けていますか?
人間ドックって結構高いんですよね(^^;)
何万円もすることもありますよね。で、何も異常が見つからなかったらどうですか?
残念ですか?
「な〜んだ、高いお金払ったのに何も見つからなかったのかぁ(´Д` )」
って思いますか?
違いますよね?
「よかったぁ!何も悪いところが無かったー!\(^o^)/」
って思いますよね!
悪いところなんてないほうがいいに決まってます!ʅ(◞‿◟)ʃ
歯の定期検診も同じです。
何も悪いところがないことを確認する場だと考えてもらいたいですね!
もちろん目で見ただけではわからないこともあります。
例えば顎の骨の状態や歯の骨に埋まっている部分(歯の根っこの部分)の状態などです。ですので、その場合はレントゲンを撮ったり歯茎の検査をしたりします。
レントゲンは年に1回ぐらいでいいと思いますが、歯茎の検査は検診ごとにやったほうがいいと思います。
そして実は、歯が痛くなったときだけ歯医者さんに通う人と定期検診で歯医者さんに通う人とでは、後者のほうが生涯の歯科にかかる費用もうんと安く済むんですよ!(^-^)
安くて、痛い思いをしなくてよくて、健康も保てる!メリットばかりだと思いませんか??(^.^)
当院の定期検診の流れを挙げておきますね。
まずはお口の中を細かなところまで目で診ます。そして歯周病の検査を行い、必要があればレントゲンを撮ります。その後むし歯がなければ歯石を取ります(残念ながら歯石が全くついていないという人はほぼ皆無です)。
ここまでは一般的な検診の内容です。
当院ではここから歯磨きで磨き残しがないかを“染め出し”をします。
実はこれがとっても大事なんです!
そこでどの歯(前歯や奥歯)のどの部分(表面や裏側)に磨き残しがあるのかを見てもらい、全体の何%に磨き残しがあるのかを数値を出します!
自分の歯磨きの弱点を知ってもらい、普段の歯磨きを改善してもらうためです。
せっかく検診で歯医者に通ってるのに、本当に汚れが落ちる歯磨き法を知ってもらわないわけにはいきません( ̄^ ̄)
少しでも患者さまに自分の歯は自分で守る!という感覚をもってもらいたいんです!
歯医者に任せきりではなく、患者さまにも予防歯科に参加してもらいたいんです!
患者さまにできることと私たちじゃないとできないことをコラボさせて、お口の健康からからだの健康を維持に繋げていってもらいたいですね!
それでは(^-^)/
森谷歯科クリニック 院長 丸林浩太郎