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|船橋 森谷歯科クリニック

院長の歯科ブログ

Director's Dental Blog

口腔がん~どんなことに気を付けたらいい?その特徴とポイント~③

こんにちは!
船橋駅近くの歯医者、森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です(^o^)/

前回は電気のスイッチを例に『どうして口腔がんができてしまうのか』という内容のお話でした。

 

今回は『口腔がんにならないためにはどうしたらいいのか?』という内容をお話ししたいと思います(^。^)

 

前回、正常な細胞が外的刺激を繰り返し受けて異常な細胞になってしまうというお話をしましたが、ここでいう外的刺激とは何でしょうか?

 

実はお口の中はとても過酷な環境なんです。

ごつごつした歯があり、ばい菌がたくさんいて、さらに冷たいもの、熱いもの、すっぱいもの、辛いもの、魚の骨のようにとがったものやおせんべいのようなギザギザしたものなど様々なものが毎日入ってきます。

そしてそれらをからだの中で一番硬い組織である歯同士が毎回50kgもの力でガツガツと食べ物をかみ砕いているという環境です。

 

なかなかの修羅場ですよね笑

 

でもこれらは誰のお口の中でも起こっていることですよね?

確かに過酷ですが、これで口腔がんになってしまってはみんな口腔がんになってしまいますよね(~_~;)

 

では口腔がん(今回は舌がんですが)になってしまうリスクが高い外的刺激というのはどういった刺激なのでしょうか。

 

それは同じ部分を集中的に刺激するものです。

 

怖いのはむし歯などで欠けてしまった歯です。

欠けた歯は鋭く尖っています。それが常に舌の同じ部位にこすれて傷ができるんです。

そのむし歯、早く治しておけば…

みたいなことにはなりたくないですね(>_<)

 

船橋駅近くの歯医者、森谷歯科クリニックではお口の中の診査の際、そういった細かい部分までしっかり診査するように心がけています。

 

むし歯で歯が欠けてなくても、つめものが合っていなかったり尖っていることもありますし、歯ぎしりなどで歯がすり減ってしまい、歯の縁が鋭利になっていることもありますので、むし歯がないから絶対安心とは言い切れないわけですが…

 

それから入れ歯です。

合わない入れ歯を長く使っていると強く当たっている部分が歯茎を刺激したり、かみ合わせがあっていなくて、よく舌を噛んでしまうような場合は要注意です。

 

それから忘れてはいけないのはタバコです!

現在は電子タバコが多くなってきていますが、紙巻きたばこはもう…って感じです。

いいわけありません!

 

ということで舌がんにならないためにはどうしたらいいのか。

 

だいたい察しが付くと思いますが、

・むし歯があれば治しましょう!

・尖った歯やつめものがあればやり直したり、削ったり研磨したりして丸めましょう!

・入れ歯を調整したり、作り直したりしましょう!

・タバコはやめましょう!

 

これでだいぶ舌がんを“予防”できるのではないでしょうか。

あとは舌を誤って噛まないように慌てずゆっくり食事をしましょう!といったところでしょうか。

 

みなさんどうですか?

尖ったむし歯はないですか?

入れ歯は合ってますか?

チェックしてみてくださいね!

今まで気にしていなかったことが思わぬ結果を生んでしまうかもしれません。

 

次回は「もし舌がんになってしまったら…」という内容をお話ししたいと思います。

 

それでは(^-^)/

森谷歯科クリニック 院長 丸林浩太郎

私たちが記事を書いています!

院長丸林 浩太郎

船橋 森谷歯科クリニック 院長

1980年 福岡県福岡市生まれ。
東京歯科大学歯学部卒業後、7年間口腔外科にて勤務。
2014年からの5年間医院の分院長として勤務したのち、2019年に船橋 森谷歯科クリニック院長に就任。

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歯科医師丸林有紀子

船橋 森谷歯科クリニック 歯科医師

1980年 千葉県船橋市生まれ。
東京歯科大学歯学部卒業後、総合病院や歯科医院にて勤務したのち、森谷歯科医院(船橋 森谷歯科クリニックの前身)を前院長から引き継ぎぐ。
「お口の健康は心と体の健康」として患者様と協力しながら予防や治療に取り組む。

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