Director's Dental Blog
こんにちは!
森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です(^o^)/
前回は「保険診療と自由診療」で、主にみなさんが考えているであろうイメージと私が考えているイメージについてお話ししました。
今回は「本当に自費診療にメリットがあるのか」「自費診療を受けるだけの価値があるのか」についてもう少し掘り下げていきたいと思います(^^)
みなさん自費診療を言われると、やはり思い浮かべるのはセラミック治療、歯のホワイトニング、インプラント治療、歯科矯正といったところが多いのではないでしょうか。
たしかにこれらは自費診療のメインいった感じですね。
自費診療って高いですか?保険診療って安いですか?
高い安いってどこで判断すべきなのでしょうか?
値段が高ければ高い?一時の費用は高いけど、その歯が長持ちすれば、つまり治療をやり直したり再度歯を削ることが減るなら結果的には安い?
何が言いたいかというと、目に見える値段だけではすぐには判断できないということです(゚ω゚)
そしてそれにかかる費用が高いと思うのか高くないと思うのかは人それぞれなのです。
私は、保険診療は決して悪い治療ではないと思います。なぜなら保険が利く材料で治療してもその後その歯がむし歯にならない人もいるからです。
なので保険治療は悪い、自費治療はいい、というわけではないんじゃないかと思います。
でも患者さんのお口の中を見ている限り、保険が利かない材料を使ったり、保険が利かない治療法で治療した患者さんのほうがその後その歯がむし歯になる確率は確かに低い印象があります。
それはひとえに材質や治療法だけが要因ではないと思います。
同じようにむし歯の治療をしたのに、かかった費用が高ければ、その分「頑張って次はむし歯にならないようにしなきゃ!」って思いますよね。高いバッグを買ったら「高かったんだから大事にしよう!」って思いますよね。実際にそれもあると思います。
でもそれでいいんじゃないでしょうか。
それでむし歯にならなければおいしいものが食べられるし、歯も削られることはないし、何より健康が保てますよね。
一生懸命歯みがきをしたら、お口の中の環境を気にするようになったら、もしかしたら歯周病も改善するかもしれません。自分の口元に自信がつけば笑顔だってきっと素敵になると思いませんか?(^-^)
お口の中に気をつかって悪いことは一つもありません!
ちなみに先ほど言ったように、決して保険治療も悪いものではありません。
最近では材料の発達が目まぐるしく、保険適用の材料も飛躍的に質が上がっています!
その治療や、材質、その時にかかる費用など、その一時だけで判断するのではなく、この先10年後、20年後を見据えた治療法を選択するのがよいと思います。
歯の治療法に絶対的な正解はありません。
それぞれの価値を判断するのは私たち歯医者さんではありません。患者さん自身です。
私たちは患者さんがその”価値”を判断しやすいようにできるだけわかりやすく、丁寧に、納得されるまで説明する義務があります。
今回はお堅い内容になってしまいましたね(^_^;)
でも私自身、やっぱり患者さんに喜んでもらいたいし、健康になってもらいたいし、できるだけ痛い思いをしてほしくないと考えています。
なぜなら、自分が患者さんの立場だったら、健康になりたいし、痛くしないでほしいし、できるだけ自分の歯が長持ちする治療法を進めてほしいと考えているからです。
自分の健康は自分で守る!
もちろんそれも大事ですが、わからないことはとことん専門家に聞いて、アドバイスをもらったりすることも決して悪いことではないと思いますよ!
クリニックの進捗状況です。
建物の中はほぼ終了です。100%完成ではないですが。
先日仮設診療所が撤去され、ついに建物の全貌が見えるようになりました。
「おぉ!」ってなりましたよ(笑)
まだ看板や駐車場はこれからです。まだまだ楽しみが残っています!
それでは(^-^)/
森谷歯科クリニック 院長 丸林浩太郎