Director's Dental Blog
こんにちは!
森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です(^o^)/
前々回、前回と歯を失ってしまったらどういった治療法があるかのお話で、前々回は『入れ歯』、前回は『ブリッジ』のお話でした。
今回は最後のひとつ、『インプラント』についてお話したいと思います。
インプラントは歯がなくなってしまった部位の骨に埋め込む人工物で、その上に上部構造といわれるかぶせものに相当するものを装着するものです。
それでは入れ歯、ブリッジと同様、メリット、デメリットを挙げていきますね。
☆メリット☆
・入れ歯、ブリッジと比べ、よく噛める
・隣同士の歯を削らなくて済む
・隣同士の歯に負担がかからない
・見た目がきれい
☆デメリット☆
・治療費が保険外となってしまう
・手術が必要
メリットには挙げませんでしたが、5年もつ確率は90%超えです!
ただし、しっかりとメンテナンスをすることが条件ですね。しかししっかりとメンテナンスをすれば30年もつ可能性も十分にあるんです!
入れ歯は3〜5年、ブリッジは5〜8年ぐらいなので、だいぶ違ってきますね(゚ω゚)
またデメリットについてもよくいわれるのが、「手術が必要」とか「治療費が高い」、「治療期間が長い」などがあります。
しかし、これらの項目は果たしてデメリットなのか?と思っています。
ちょっと詳しく書いていきますね。
「手術が必要」ということですが、最近では歯を抜いてその場でインプラントの埋め込み手術をする「抜歯即時埋入」という方法が多くなってきています。抜歯自体も手術の一つなので、改めて「手術が必要」というのを果たしてデメリットに含むべきなのか?とも思ったりします。
治療費についてですが、もちろん安いとは言えません。しかし、入れ歯やブリッジと比べたときの日常生活における不便さや、ほかの歯に対しての影響は圧倒的に少ないですし、数値化できない快適さや見た目、噛みやすさ、もちなどを考えた場合、長い目でみたら決して高くないのでないかなぁと思います。
以前のブログで歯は1本数十万円の価値があると書きました。いや、もしかしたら100万円ぐらいの価値があるかもしれません。しかしその値段が高いかどうかは患者さんが判断するところですので、なんともいえないですけどね。
最後に治療期間についてです。これまでは抜歯して1〜3ヶ月程度数が治るのを待ってからインプラントの手術をして、そこからインプラントと骨がしっかりくっつくまでにさらに3〜6ヶ月待って、そこから上部構造(かぶせもの)の型採りをして…と1本のインプラントをするのに治療完了までに1年弱ぐらいかかっていました。
そりゃ長いですよね。今では最短で10週で治療完了できることも多くあるんです!
ですので、これら3つの項目はデメリットとしてあげられることが多いのですが、今ではデメリットに含まれないといってもいいのかなぁと私は思っています。
今回はインプラントについてお話ししました。
正直言ってインプラントはまだまだ奥が深いです。
細かいところを言い始めるとキリがなくなってしますので、これぐらいにしておきます笑
今後また機会があったら詳しくお話ししますね!
もうすぐハロウィンですね!(^.^)
当院でもお子さまの患者さんに楽しんでもらえるようイベントを行っています!(^-^)
ハロウィン間違い探し、ぬりえ、あの言葉(トリック オア ト◯ート!)を言うとおいしい何かがもらえる!など、ぜひ参加してみてくださいね(^o^)/
それでは(^-^)/
森谷歯科クリニック院長丸林浩太郎