Director's Dental Blog
こんにちは!
森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です(^o^)/
前回、前々回と2回にわたり、マタニティ歯科についてお話をしました。
予防が大事だということは今までも何回も書いてきましたが、それでも虫歯や歯周病などを100%予防するというのはなかなか難しいこともあるかもしれません。
今回は歯を失ってしまった場合のその後のお話をしようと思います(^.^)
みなさんは今自分の歯が何本ありますか?
ヒトは親知らずを除いて全部で28本の歯があります。しかし歯周病やむし歯、その他いろいろな理由で歯を抜かなければならなくなってしまったらどうしますか?
歯を抜いた後の治療には、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つの方法がありますが、その中で今回は『入れ歯』についてお話をしたいと思います。
まずは入れ歯とはどのようなものでしょうか。
入れ歯とは、「失った歯の機能を補う患者さんが自分で着脱可能な補綴装置」です。
ポイントは患者さんが自分で着脱できるという部分です。
上の3つのうちブリッジとインプラントは患者さんが自分で外すことはできません。
早速ですが入れ歯のメリットデメリットを挙げてみますね。
☆メリット☆
1.保険適用内で治療を受けることができる(保険適用外の入れ歯もあり)
2.ブリッジと比べ自分の歯を削る量が少ない
3.自分で取り外すことができるので入れ歯自体を洗浄でき、清潔を保ちやすい
4.取り外しができるので、入れ歯のすぐ近くの歯の歯みがきができ、ブリッジと比べ虫歯や歯周病になりにくい
☆デメリット☆
1.見た目がよくない
2.ブリッジやインプラントと比べ、噛む効率が低い(物がかみにくい)
3.クラスプ(入れ歯のばねの部分)が緩んだり、かみ合わせが変わったりして調整が必要
4.舌感が悪い
5.清潔を保つために食後に洗浄が必要
当院では歯を抜かなくてはいけなくなってしまった患者さんには、入れ歯、ブリッジ、インプラントの説明を必ずするようにしています。
それぞれのメリットとデメリットを説明するわけですが、入れ歯に対してはいい顔をしない方が多いですね。
「入れ歯かぁ…(´д`)」とか「入れ歯は絶対に嫌です!(>_<)」とか。
入れ歯が嫌がられる理由で一番多いのはやはり「見た目」ですね。
とくに前歯にばねを設定しなくてはならない場合は、そこを言われる方がほとんどです。
でもばねが見のえにくい入れ歯というものもあるんですよ!\(^o^)/
「ノンクラスプデンチャー」といいます。
通常ばねの部分は金属でできているのですが、それが歯ぐきと似た色の樹脂でできているものです。
いろんな種類がありますが、もちろん当院でもその治療は可能です。
最近ではばねの部分が歯ぐきと似た色ではなく、透明な樹脂でできているものもあります(^-^)
これは見た目を気にされる方にとってはとくにメリットの多い入れ歯ですよね!
ノンクラスプデンチャーを入れられた方はみなさん本当に満足度が高いです。
当院ではどんな治療でもメリットデメリットを考えた上で、その患者さんに最適だと思われる治療をご提案するようにしています。
今回は入れ歯のお話でしたが、患者さんは入れ歯だけでなくその他いろんな悩みを抱えて来院されます。
どんな内容でもどうぞお気軽にご相談くださいね!
それでは(^-^)/
森谷歯科クリニック 院長 丸林浩太郎