Director's Dental Blog
こんにちは!
森谷歯科クリニックの院長丸林浩太郎です(^o^)/
前回は知覚過敏の原因や歯がしみる仕組みをお話ししました。
今回はその続編です。
知覚過敏になってしまったらどうしたらいいのか、どんな治療があるのかをお話ししていきたいと思います(^.^)
すぐに歯医者さんで診てもらえば、必要であればもちろん治療してくれます。
そしてその1回で治っちゃうこともたくさんあるんですよ\(^o^)/
でも症状を自覚しても歯医者さんをすぐに受診できない方もいますよね(*_*)
歯医者さんを受診できない方はどうしたらいいのでしょうか。
冷たい刺激が歯の神経に伝わるというのが知覚過敏の仕組みです。
ということは、単純に冷たい刺激を控えればいいのです。
たとえば、歯みがき後のうがいをぬるま湯でしたり、冷たいものはできるだけ控えるなど、歯に冷たい刺激をできるだけ与えないようにする、というのがポイントです。
でもこれでは根本的な治療にはなりません。
それでなんとかしのいで歯医者さんを早めに受診するのがいいと思います。
では知覚過敏の治療にはどのようなものがあるのでしょうか。
大きく分けて3つです。それは症状の程度によって選択する治療法が異なります。
症状が軽い場合から説明しますね。
当たり前ですが、症状が軽いほど治療も簡単なもので済みます( ˘ω˘ )
症状が軽い場合は、歯医者さんにある知覚過敏用の歯のコーテイング剤で歯の表面を覆ったり、しみ止めの薬を塗りこんだりして様子をみることも多いです。知覚過敏に効果があると謳っているいる歯みがき粉も併用するのもありだと思います(^.^)
しみる症状が中等度の場合、とくに食いしばりなどで歯の表面のエナメル質が剥がれ落ちてしまい、歯自体が削れているようになってしまっている場合や、歯周病で歯ぐきが下がってしまっている場合は、歯と同じような色の詰め物をすることが多いです。
この場合、歯が削れていても、むし歯になっていなければ歯を削る必要はありません。この治療で終われれば、回数は1回で済んでしまうことも多いです\(^o^)/
もちろん多数あれば複数回かかることもあります。
でも、この治療をすると、ウソのように症状が良くなる方も多いんですよd(^_^o)
最後に症状が重度の場合です。
冷たいものだけがしみているならまだいいのですが、熱いものまでしみてくるとなかなか嫌な感じです。
場合によっては神経をとらなくてはいけなくなってしまうこともあります。
神経をとるというのは歯にとってとてもダメージが大きく、できる限り避けなければいけません。
なぜなら神経をとった歯は、歯の寿命がグーンと短くなってしまう可能性が非常に高くなるからです((((;゚Д゚)))))))
ですから、症状がひどくなる前にぜひ歯医者さんを受診していただきたいんです!!
とにかくどんな病気もそうですが、大切なことは早期発見早期治療です!
そしてもっと大事なことはやっぱり予防です!!
知覚過敏にならないための対策は、食いしばりに気を付ける、歯周病で歯ぐきが下がらないように歯みがきをしっかりする、などです。
歯みがきに関してはほとんどの方が毎日するわけですから、そこで気合を入れてもらえればいいのですが、問題は食いしばりです。
食いしばりはクセみたいになっていることも多く、知らず知らずのうちにやってしまっていることが多いんです。貧乏ゆすりと同じです。ですので、しっかり意識して食いしばらないように!と自分に言い聞かせることが大事なんです。
いま歯がしみていない方はこのまましみないように、すでにしみている方は早めに歯医者さんに診てもらってしかるべき処置をしてもらいましょう!
新クリニックはいよいよ終盤に差し掛かってきました!
マイクロスコープも設置され、あとは駐車場や駐輪場などの外構工事、それが終わると看板が設置されたり、個室診療室や患者さんの待合室のテレビモニターの設置など細かい作業を残すのみとなっていきます。
まだまだ各機関へ届け出る書類や事務関係などの仕事も山積みです。
暑くなってきますので、みなさま体調管理をしっかりしましょう!
それでは(^-^)/
森谷歯科クリニック 院長 丸林浩太郎