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院長の歯科ブログ

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むし歯じゃないのに歯がしみる!?

酸蝕症について

千葉県船橋市  森谷歯科クリニック
歯科衛生士  花山明日香

こんにちは。
千葉県船橋市の歯医者、森谷歯科クリニックの歯科衛生士、花山明日香です。

5月ももうすぐ終わり、何もしていなくても汗ばむ季節になってきました。
熱中症対策としてスポーツドリンクを飲む方も多いのではないでしょうか。

しかし、その熱中症対策として飲まれているスポーツドリンクですが、飲み方を一歩間違えてしまうと大切な健康な歯を溶かしてしまう可能性があります。

 

それは酸蝕症です。

 

むし歯ではないのに歯が溶けてしまうなんてとても怖いですよね。
今回はその酸蝕症について原因や対策をお話しします。

 

☆酸蝕症とは

そもそも、みなさんは『酸蝕症』という言葉を聞いたことはありますか?

歯の表面は、エナメル質という人間の体の中で1番硬い物質で覆われています。

酸蝕症とは、酸の働きにより、硬い物質であるエナメル質を溶かしてしまう病変です。
かつてはメッキ工場などの酸蒸気が原因となって生じる職業病の1つとして知られていました。

しかし、近年ではコーラなどの炭酸飲料や、スポーツドリンクやワインなどの酸性飲料による酸蝕症が増えてきています。

1番馴染みのある歯を溶かしてしまう病変といえば、むし歯ですよね。

では、酸蝕症むし歯はなにが違うのでしょうか。

 

☆むし歯と何が違う?

酸蝕症むし歯の大きな違いは細菌が絡んでいるかどうかです。

むし歯はプラーク(歯垢)などの磨き残しの中にいる細菌が糖分を栄養にし、酸をつくりだします。
そのつくりだした酸でエナメル質を溶かしてしまいます。

つまり、お口の中で酸が作られ、むし歯になってしまいます。

一方で酸蝕症は、お口の外から入ってきた酸(スポーツドリンクなど)や身体の中から出てくる胃液などによって歯を溶かしてしまう病変です。

また、グレープフルーツなどの柑橘類の食べすぎや、過食症で嘔吐を繰り返してしまうと、胃液によってエナメル質が溶けてしまいます。

酸蝕症お口の外からくる酸によりダイレクトに歯が溶けてしまいます。

お気付きの方もいらっしゃると思いますが、原因は両者とも酸なのです!

 

☆健康な歯を守るには??

だからといって酸性のものを食べない訳にはいきません。

ちょっとした一工夫を加えるだけで、健康な歯を溶かすリスクを下げることが出来ます。

それは

①長時間だらだら食べ続けない(むし歯も同じ)

②酸性のものを食べたあとはうがいをする

③酸性の食べ物、飲み物をお口の中に溜め込まない

です。

簡単に言うと酸性の物をお口の中に含んでいる時間を短くするということです。

これだけでも十分歯を酸蝕症から守ることが出来ます。

うがいができない場合はキシリトールが入っているガムを噛むだけでも変わってきますよ!
ぜひお試しください。

 

☆まとめ

今回はむし歯じゃないのに歯が溶けてしまう酸蝕症についてお話ししました。

酸性の飲食物は体にいいとされている物も多く存在します。体にいいからといって間違えて摂取してしまうと、かえって病変になってしまうことがあります。

心当たりのある方は、一度見直してみてはいかがでしょうか。

これから暑さが厳しい季節になりますが、酸蝕症のリスクを踏まえ、正しい熱中症対策を行ってくださいね!

それでは!

千葉県船橋市  森谷歯科クリニック
歯科衛生士  花山明日香

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